(TechCrunch)BlackBerryの再挑戦という記事

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シェアが低下してからもBlackBerryはNokiaのように諦めず自らのコンセプトを無くさず挑戦し続けてきました。
そんなBlackBerryがまた新しい状況で挑戦する。
Android搭載、TCLcorporationとのハードウェア常務委託、そしてKEYone(Mercury)の発表。
既存のOSは無くさず、Android搭載端末での勝負、そしてファンユーザーが夢にまでもみたAndroid搭載させたQWERTYキーボードモデルの発表。
今までのBlackBerryに欠けていたものは。宣伝,プロモーションだと私は考えます。
NTTdocomoのBoldseries以来、国内でBlackBerryのCMなんて見たことがないでしょう。
海外ドラマや洋画をよく見る人なら目につく端末ではありますが、若者や女性に対してはかなり抵抗がある?というより、情報がなさすぎると感じます。
そんな中、TCLに業務が委託され、今までとは少し違った規模でのプロモーションが始まっています。
KEYone自体のスペックは悪くない。
ですが、BlackBerryというものに対しての情報が少なすぎるというのが現状。恐らくアメリカの金融街以外もそうだと思います。
価格も既に高いとまで言われている今、プロモーションこそが最大の復活だと私は思います。
 

 

以下はTechCrunchJapanでの記事です。

 

Research in MotionのBlackBerryスマートフォンが、我が世の春を謳歌していた頃の事を覚えているだろうか?

私の最初のスマートフォンは、BlackBerry 7130eだった。私はその電話を気に入っていたが、その後、私の息子がそれをジンジャエールで駄目にした。7130eには不足がなかった。スクロールホイール、Javaアプリケーション、キーボード、そして数日間使える交換可能なバッテリー。その電話は2005年に出荷され、私は2009年までそれを持っていた。

皮肉なことに、Research in Motionの苦闘は、私の7130eの昇天と時期を同じくして始まった。この会社は、あまりにも長い間その過去にしがみついていて、自身の社名をフラッグシッププロダクトと同じものに変えた、そしてその後はご存知だろう、Androidと明快に定義されたマーケットデータとの戦いによって、自分自身を不慣れな戦いの場に引き込んでしまったのだ。

昨日(米国時間25日)までは。

BlackBerryがKEYoneを発表したのだ 。そして何と、それは物理キーボード付きなのだ。この2017年にだ。でもまあ当然か?

このデバイスとクラシックBlackBerryデバイスの間には、いくつかの根本的な違いがある。まず、BlackBerry自身はこのデバイスを製造していない。TCLがBlackBerryのために、この携帯電話を製造している。第2に、KEYoneは自家製のオペレーティングシステムの代わりにAndroidを実行する。

BlackBerryは以前、利益を生み出す会社へと立ち戻る期待を込めて、デバイスの製造を中止し、OSの開発もとりやめた。基本的なアイデアは、ブランド名をライセンスして、Android上で動作するソフトウェアソリューションを構築することだった。BlackBerryのCEOであるJohn Chenは、昨年の動きを、BlackBerryのブランドをいずれかのデバイス上に残すための手段だったと説明した。

KEYoneはこの新戦略の下でリリースされた最初のデバイスだ。まあ、もっとましなブランド名だったらと思う。KEYone?私は気に入っているとは言い難い。

基本となるアイデアは、キーボードを持つスマートフォンを所有することに、潜在的に興味を持つ消費者の小さなグループの一部への訴求を狙うということだ。「潜在的に」という言葉がここでは重要だ。なにしろBlackBerryが調査した人びとの回答によれば、彼らはそうしたデバイスを所有することに潜在的に興味を示していたのだ。

KEYoneのハードウェアは、2017年においては新しいと言えるものだ。過去のBlackBerryによる幾つかのイノベーションを、新しいトレンドに載せて提供している。キーボードはトラックパッドとして利用することができ、スペースキーには指紋リーダーが内蔵されている。ただしトラックパッドとして使えるキーボードは完全に新しいものではない。2014年にリリースされたBlackBerry Passportが、タッチできるキーボードを装備した最初のものだ。

携帯電話ではAndroidが実行される。BlackBerryは何世代か前から、BlackBerry OSの利用をやめてしまった。しかもそれらの携帯電話は、古き良きBlackBerryのフォルムを持っていなかった。

私は物理的なキーを欲しがる潜在的な消費者たちはまだ居ると思うし、そのマーケットを支える会社としては、BlackBerryこそが唯一適切な会社だと考えている。なによりそれこそが、コピー品とお互いに差のないデバイスで溢れかえったAndroidマーケットから距離を置くための1つの方法なのだ。その点で、古き良き時代への回帰は、スマートであると同時に少しキュートなやり方だ。

かつて、最も支配的な携帯電話メーカーだったBlackBerryのシェアは地に落ちて、AppleとSamsungがそのトップの地位を引き継いだ。KEYoneのマーケットは、BlackBerryがかつての地位を取り戻すためには大きさが足りないが、BlackBerryにとってちょっとした盛り上がりとなる程度には売れるだろう。そしてBlackBerryは製造をTCLに任せているので、仮にデバイスが完全に失敗しても大きな負債を負うこともない。

BlackBerryがこの先スマートフォンのトレンドを左右することはない。それは遠い昔の話だ。今では多くの派手な見出しとは無縁な地味なソフトウェア会社なのだ。しかし、それは健全なことだ。

 

Source:TechCrunch